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頭痛・症例

来院される患者様の頭痛の症例をいくつか報告致します。

週に4回程度の緊張性頭痛

港区在住20代女性 浜松町飲食店勤務
以前から頭痛に悩んでおり、薬や病院に行ったが改善しないことから港区浜松町ハプティカイロプラクティック整体に来院した。週に3~4回ほど頭痛が発生し、前兆はなく仕事でPCも使用しない。軽い時は薬で一時的に感じなくなるが、5時間ぐらいすると再度感じてくる。お風呂に入ると多少軽くなる感じがする。
 
 
施術経過
初回は足首・骨盤から首に至るまで全身の矯正を行いバランスを整えていきました。さらに頚部の筋肉の緊張も過剰にみられたため、筋肉の緩和治療も行いました。3日後の2回目の治療までの間は頭痛が出ていない状態でした。その後2回ほど短期的に矯正を加えていき、1週間以上頭痛が現れなくなっていたため、メンテナンス治療に移行しました。生理の時に軽く感じる程度で現在は頭痛は感じていない状態が続いています。
 
 
コメント
今回の症例は問診の段階で緊張性頭痛の可能性が高く、検査の結果でも緊張性頭痛が疑われました。ただし、大抵緊張性頭痛を発症される方の多くはPCを長時間使うなどの原因がありますが、今回の患者様はほとんどPCは使用しないとのことから、首だけの問題ではなく、身体全体の問題である可能性が考えられました。そのため、頭の問題ですが、足首や骨盤などの土台から見ていき、矯正でバランスを整えていきました。骨盤は背骨の土台になるため、この部位が傾いてしまうと、背骨もそれに応じて歪んでしまい、今回のように頚部に症状を呈することがあります。緊張性頭痛は骨盤と背骨のゆがみを治療し、頚部の筋肉を緊張しにくい環境を作れれば、普段から頭痛が発症することはありませんので、緊張性頭痛でお困りの方は当院にご相談ください。
 
 

レーシック手術後からの頭痛で来院

港区在住40代女性 浜松町事務
2ヶ月前にレーシックを行ってから仕事後に頭痛がするようになりました。手術を受けた病院では特に異常はみられなかったので、不安になり港区浜松町ハプティカイロプラクティック整体に来院されました。レーシックを受ける前までは仕事が忙しくなる時期にたまに起きる程度でしたが、術後は週に3~4回ほど仕事後に発生するようになっていました。すこし肩のハリも感じるようです。
 
 
施術経過
 初回は頚部にかかわる整形外科検査と姿勢の検査を行いました。姿勢の検査では仕事時の座っている姿勢も確認しました。頚部と背中の治療を行い、後頭部の筋肉の過剰な緊張をリリースしました。治療前は頭痛が発生していましたが、治療後は治まっていました。3回目までは4日間隔で治療を繰り返し、4回目の治療時には1週間で頭痛の発生はなかったそうです。そこからは徐々に期間を空けて、頭痛が発生しないようにメンテナンス治療に移行していきました。現在は月に1回程度のメンテナンス治療ですが、以前のように忙しい時にも頭痛は発生していないそうです。
 
 
コメント
 今回のケースではレーシック後に視力が改善することで、仕事中の頭部の位置が以前と異なってしまうことが原因で緊張性の頭痛が発生していました。PCからは非常に強い光が発せられているため、以前よりもより光を吸収することで、無意識に頭部だけを引いてしまうことで、頭部後面の筋肉の緊張を生じていました。まず治療では背中と首の可動域を正常にして、座っている時の姿勢を指導していきました。以前の姿勢ですと、キーボードに位置が前方に出過ぎていることで、強制的に背中が丸くなり、頚部への負担をかけていました。今回のケースのように姿勢が原因として考えられる症状に関しては港区浜松町ハプティカイロプラクティック整体では姿勢の指導も含めて治療を行います。また最近ではレーシック治療後の緊張性頭痛の発生で来院される患者様が増加していますので、同じような状態でお困りの方は当院にご相談ください。
 
 

頭痛は薬に頼りたくないため来院

港区在住30代男性 浜松町営業職
以前から自律神経のバランスを崩すことがあり、1ヶ月ぐらい前から息のしずらさと頭痛が現れ始めたとのこと。徐々に症状は悪化傾向で、2日前からは仕事も休んでいるとのこと。精神科や内科などに受診したが問題はないとのことで港区浜松町ハプティカイロプラクティック整体に来院されました。精神科では薬をもらったが、あまり薬に頼りたくないとのことでした。
 
 
施術経過
背中と頸椎上部の可動性に著しい制限が見られましたので、初回の治療ではそこを中心に調整を加えていきました。胸郭や顎などの日常生活での使用率が高い部位は調整の効果の期間が短い傾向にあります。そのため、それらの部位への治療では初回から安定するまではあまり期間を開けないでマネージメントを組んでいきます。3回目までは2~3日程度で来院して頂き、症状の軽減と背中の可動性が現れてきましたので1週間に1度の調整を2回繰り返しました。6回目の治療時には症状もだいぶ安定していたことから2週間に1回のメンテナンスに移行しました。症状が再発する恐怖感もありご本人の希望で、2週間に1回のメンテナンスでケアをすることになりました。現在メンテナンス3か月目になりますが、仕事が非常に忙しい時に多少頭痛が生じる程度に症状は落ち着いているそうです。
 
 
コメント
息のしずらさは自律神経や精神的な面だけでなく、胸郭などの力学的な問題の可能性もあります。また、自律神経は背中の上部に節を作ることから、胸椎部に力学的な問題が生じることで、間接的に自律神経に影響を与えることがあります。今回のケースでも胸椎の6番を頂点とした背中の丸みが非常に強く、肩も前方、回内状態であったため、胸郭の可動性にも問題が見られました。症状発生の原因が自律神経や精神的な問題であっても、それにより力学的な問題が生じている場合は、精神的な面が落ち着いても症状の改善程度が悪い場合があります。不定愁訴と呼ばれる症状には一方的ではなく多角的なケアが重要です。症状によっては内科や精神科とカイロプラクティック治療を組み合わせることで効果が非常に高くなる場合がありますので、お困りのことがございましたらお気軽に当院にご相談ください。