来院者様から頂いている疑問や質問
カイロプラクティックは筋肉と骨格、神経系の機能に注目した代替医療です。
カイロプラクティックの施術は、主に背骨や骨盤を調整することにより、痛みの減少、ゆがみの矯正、機能回復、そして人間の持つ自然治癒力を十分に発揮できる様にする事を目的としています。
世界の約 40ヶ国では、主に筋骨格系の障害を取り扱う専門職として法制化されている科学的根拠にも基づいたヘルスケアです。しかし、現在日本では法的な制度は存在せず、誰もが自由に開業できるため、自称カイロプラクティック療法を行う施術者が多数存在している状態にあります。
整体とは、定まったやり方はなく、整体を行う者によって施術法や考え方は異なります。大正時代に海外から伝わったオステオパシーやカイロプラクティックなどを基本とする整体、日本の武術、柔術、骨法などを基本とする整体、中国医学を基本とする整体などが存在するともいわれます。整体のほとんどは科学的根拠が乏しく、施術者の経験と思想からなる施術法が多いようです。
カイロプラクティックの施術、アドバイスは有効です
体の歪みというものは、普段の体の使い方の癖によって、体がバランスを保つために順応したものに他なりません。しかしながら、本来の関節の機能や可動域が著しく低下し、慢性腰痛や肩こり、急性の痛みにつながってしまうリスクは高いといえるでしょう。したがって、歪みを作り出している癖(足を組む、横すわりするなど)を見直し、身体本来の円滑な機能が維持できるように、適度な運動が必要となってきます。その手助けとしてカイロプラクティックの施術、アドバイスは有効と言えます。
痛みはありません
カイロプラクティックの施術は特に痛みは伴いません。特に初診の方に対しては、十分な説明と施術前の確認をしっかりと行いますので安心していただけます。
もちろんできます。
カイロプラクティックでの最初の施術は、椎間板ヘルニアのある部位に直接施術は行いません。椎間板ヘルニアになった方は、もともと椎間板に強くストレスをかけてしまう体の歪みや、関節や神経系の機能低下がベースとしてあります。施術では、痛んでいる椎間板に強くストレスをかけている要因を見つけ出し、このストレスをできるだけ少なくする調整を行っていきます。直接的な調整は、症状が軽減した場合に、軽い調整や運動療法から行います。
ダイエットしやすい体の環境のお手伝いができます
カイロプラクティックは本来人間が持っている正常な体の機能と自然治癒力を取り戻すための施術法です。目的とする体作りのため、カイロプラクティックの施術を数回受けることで、筋肉や関節、内臓機能を活性化し、基礎代謝を高め、ダイエットをしやすい体の基礎を作るお手伝いができると考えられます
症状に対する種類によって改善方法は異なります
腰痛や肩こり、神経痛などは、もともと痛みを引き起こしやすい体の状態にあったと考えられます。カイロプラクティックでは、骨盤、背骨、筋肉などの筋骨格系の不安定さと、それを制御している中枢神経系の不具合を調整し、中枢神経系からの間違った情報を正しい方向に癖をつけていく施術を行います。
鑑別は必要ですが、カイロプラクティックの得意とする施術です
主な痺れの原因は、脊髄神経が首の関節間から出て腕や手に行く途中で筋肉の間で圧迫を受けたり、関節によって絞扼されたり、椎間板によって圧迫されている可能性が高いと考えられます。他にも神経線維自体の損傷や、帯状疱疹による影響、脳内の出血や硬塞の影響など様々あります。腕や手の痺れは重篤なものは少なく、カイロプラクティックの施術によって解決するものがほとんどです。私たち国際基準の学位を持ったカイロプラクターは、根拠あるリスクマネージメントを行った上で、施術できるものかどうか判断していきます。まずは、カイロプラクティック検査によって、どこで神経が障害を受けているかを明確にし、問題を起こしやすくしている原因を理解し改善していくことが最も重要です。
日本でカイロは保険適応外です。正規のカイロは自費診療です。
日本国内で保険適応が認められている「柔道整復師」や「鍼灸師」の資格を持っている者であっても、カイロプラクティックによる施術は保険適応外です。
そのため、よく街中でも見かける「保険の使えるカイロ」と謳う治療院は、上記の柔道整復師や鍼灸師が保険適応範囲外の施術で行っているにすぎません。もしそのようなところで事故が起きた際には保険で支払いをしていても、保険による補償を受けることはできませんのでお気をつけください。
国際的に認められている学位保持者のカイロプラクティック整体は自費診療となります。整体院を選ぶ際の参考にしてください。
初回は50分程度、2回目以降は30程度のお時間を頂きます。
初回は問診・各種検査・説明・施術となりますので50分程度のお時間を頂きます。自身の状態や症状を認識することで、施術効果が上がるといった研究結果もございますので、問診・検査・説明は非常に重要です。
来院の回数・頻度は個人差があります
目安として、10日間で2~3回程度で体を安定させ、そこから1週間、2週間と徐々に期間を空けていき、良い状態を保てる期間を広げていきます。
最終的には、負担は軽いエクササイズをしながら、月に1回程度のメンテナンスを行うことで、より良い状態を維持できます。
当院は基本的に予約制となっております
当日予約がない方でも対応は可能ですが、予約の方が優先となっております。
当院ではメンテナンスで定期的に通われている方も多くいらっしゃいますので時間帯によっては対応できない場合が多々あります。
特に平日の17時以降や土曜日は混雑が予想されますので、早めのご予約をよろしくお願いいたします。当日の空き状況はLINEでのお問い合わせや、ツイッターでもお知らせしております。
肩こりに対してはカイロプラクティック整体がとても効果的です。
慢性的な肩こりは、骨盤や背骨の歪みなどから起こる、筋肉骨格系の問題が強く関わっていることが多くあります。特に一日中パソコンの前でお仕事をされる方、いつも重い荷物をもたれる方、頭が肩より常に前にあり、顎が上がった姿勢をされている方などが肩こりを起こしやすいと考えられます。力学的な問題で肩コリが現れている場合は、カイロプラクティック整体がとても効果があります。
レントゲンは主に骨の異常を判断します。
レントゲンで写し出すことのできるものは静止した骨の状態だけで、今現在痛みを引き起こしている筋肉の状態や、背骨の異常な動き、また、体を動かしたときの骨や、筋肉などの状態は写し出してはくれません。カイロでは静止した状態だけでなく、体を動かしたときのさまざまな状態を考慮して何が腰痛を引き起こしているのか診ていきます。
痛みが伴う首の牽引は医師に相談
もし、その施術があなたにとって痛く苦痛なのでしたらそのお医者さんと相談したほうがよいでしょう。なぜならば、本来施術とは心地よいものです 体が痛みを示すと言うことは何か体にとってよくない状態のため防御反応を起こしていることが考えられるからです。
坐骨神経に影響を及ぼしている部位を断定し、そこの力学的負担を減らします
坐骨神経とは腰から出る神経が束にになって足へいく神経の名前です。この神経が傷ついたり、圧迫されたり、虚血になったりすることで坐骨神経痛になります。坐骨神経痛の原因としては椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、梨状筋症候群などが多い様です。カイロプラクティック整体では、どこで坐骨神経が問題を起こしているかをしっかりと検査いたします。まずは坐骨神経痛の原因を知り、悪くしている日頃の癖を改善し、その上で整体や運動療法を行うのが最善でしょう。
O脚が構造的か機能的に生じているかで結果は異なります。
O脚は、足の骨の角度の問題でそれ自体は施術することは出来ません。ただ、その周囲についている筋肉や靭帯などの状態や、骨盤などを正しい状態に取り戻す整体によって改善される可能性は十分にあります。
症状の程度にもよりますが、顎関節の調整はカイロでも可能です。
顎関節の痛みの原因をはっきりさせ、それに応じた施術法を行えばもちろん出来ます。多くは、噛むときに使う筋肉の左右差と関わる関節の不具合が考えられます。また、首の関節の不具合も大きく関与していることが考えられますので、全体の体の歪みを整えて、顎関節の調整を行うと良い結果が継続的に維持されるでしょう。
背骨の歪みは構造性・機能性がありますが、機能性の場合は改善が可能です。
日常の癖や、生活習慣、仕事などで、背骨、骨盤の歪みが現れてくるのが通常です。しかし、この背骨、骨盤でも、強く歪みをもち、それを支える筋肉や靭帯が強く損傷したり、疲労を起こしたりしますと、痛みとして情報を脳に伝えます。また、ゆがんだ背骨が継続すると、側湾症という状態になり正常な成長が阻害される結果にもなりかねません。こうなる前に背骨と骨盤の歪みを整えることが最善の方法です。
問題ありません。それ以上に妊娠中のカイロプラクティックは推奨されています。
もちろん大丈夫です。外国の研究発表では、妊娠中にカイロプラクティックを受けることによって出産時や産後の経過がよく早く退院できたという実績もあります。妊娠中はおなかの胎児の重みや関節の状態がホルモンの関係で不安定になりがちです。やはり、なるべく体に負担の少ない状態の母体で赤ちゃんを出産するのが好ましいと考えられます。ハプティカイロプラクティック整体には、たくさんの妊婦さんが産前の施術をされ、スムーズな出産をされ、産後の骨盤矯正に来院されております。
直接的な効果はございません。
カイロプラクティックアジャストメントという施術法によって、動きが減少した関節に動きをつける事により、関係する筋肉や血管、神経など又はそれらを通じて代謝にかかわる臓器を活性化させることが期待できます。これにより基礎代謝量が増加し脂肪を燃焼しやすい状態となります。体にとって無駄のない状態、つまりスマートな状態にしていくことも期待できます。また、体が歪んだ状態では、綺麗な姿勢が維持できず体の美しさにおいてはいい状態とは言えません。
直接的な効果はございません。
成長する過程においてその骨の発達を阻害するような悪い姿勢(猫背、側彎、骨盤の歪み)を調整することによって、または、予防することによって本来の身長の伸びを期待することが出来ます。経験上、施術を行っていた小・中学生のお子さんたちは、皆さん身長が急に伸びる事が多い様に感じます。
不眠は様々な原因で生じるため、カイロでも効果が出る場合があります。
眠りには浅い睡眠のレム睡眠と深い睡眠のノンレム睡眠があり、このレム睡眠とノンレム睡眠が約1時間半ごとに交互に入れ替わることで成り立っていますが、やはり精神的、肉体的に大きなストレスが重なった状態である場合だと充分リラックスすることが出来ず深い眠りであるノンレム睡眠に入ることが出来なくなります。カイロでは主に肉体的にストレスのかかった状態を取り除きリラックスできる様な施術を行います。このことによって身体の代謝状態が良好なものとなり精神的なストレス状態にも軽減と改善が見られ良好な睡眠状態が期待できます。
当院精神不安定は様々な原因から生じるため、カイロで効果が出る場合もあります。
イライラするのにはさまざまな原因が考えられますがそのひとつに自律神経のアンバランスによって引き起こされている可能性があります。人間の身体は無数の神経が張り巡らされていますが、心臓を動かしたり、汗や分泌物を出すといった無意識の働きを自動調整してくれるのが自律神経です。自律神経は心臓の鼓動を速める働きをもつ交感神経と、その働きを抑える副交感神経の切り換えによってホルモンの分泌や代謝機能の調節、感情にかかわる部分などを絶妙にコントロールしています。ところがストレスやホルモンの変化などにより自律神経のバランスが崩れると、イライラ感だけでなく消化器の不調にもつながり、胃炎や便秘、下痢などの症状を誘発することもあります。カイロ治療では身体にはりめぐられた神経の状態を骨や筋肉にアプローチすることによって良好なものにし正しい自律神経の自動調節が行えるように施術していくことは出来ますが、最も効果があるのはあなたの規則正しい生活習慣や適度な運動、物事の前向きな考え方でこのイライラする状態は解消されるでしょう。
機能的短下肢の場合はカイロプラクティックで改善します。
足(下肢)の長さが異なるのは、主に骨盤の機能的な問題(歪み)と、解剖学的(足の長さ自体が異なる)なものの2つが考えられます。多くは、骨盤の機能的な問題から足の長さが異なることが多いのです。この様な場合は、短い足のほうに体重が加わる傾向にあることが多いようです。つまり、片方の足に体重が加わる癖があるということは、、股関節、膝、足首に過剰なストレスが加わっているということになります。膝の痛み、股関節の痛みは、骨盤の機能的な問題を治療することで今まであった膝の痛みや、股関節痛、臀部痛が改善することが多くあります。
症状にもよりますが、大抵の場合はカイロでの改善が見られます。
腕の痺れや重だるさは、パソコンの前で一日を過ごすお仕事の人に多く見られます。これらの多くの原因は、緊張した筋肉の間を通る首から腕にかけて伸びる神経が絞扼、または圧迫、または血流障害を受けていることが多く見られます。カイロプラクティック整体では、この様な障害を取り除くことを得意としております。
初めて施術を受けられる方は、当日の入浴は避けていただいております。
初めてのカイロのあとにお風呂に入るのはなるべく避けたほうがよいでしょう。カイロでは今まで動きのなかった関節や筋肉などに動きをつけていく事によって体は代謝機能を高め何らかの反応(発熱、気だるさ、腫れ、眠たさ)を示す傾向にあります。この反応が人によってほとんど出なかったり、すごく強く反応を示したりすることがあります。そのため、一度目の施術は、反応の状態を見るためシャワー程度で我慢したほうがよいでしょう。
小顔矯正は景品表示法違反の勧告が出ております。
顔の矯正や頭の矯正をご希望のお電話をよくいただきますが、当院では美容目的での矯正は行っておりません。また、小顔矯正に関しては消費者庁からも有効な結果が見られず、広告だけが先行して過大になり過ぎているとのことで、景品表示法違反の勧告を出しています。つまり、小顔矯正は消費者庁が広告内容を裏付ける合理的根拠がないと判断しております。
当院では体の状態を確認した上で、必要であれば上部頸椎や顎関節の調整を行うことがあります。ただそれは、担当の施術者が検査の結果、必要と判断した場合に限りますので「顔や頭の矯正をしてほしい」などの要望に必ずしも答えるわけではございません。
意外に知られていませんが湿布の常用はダメなんです。
湿布は打撲や捻挫などの時に生じる炎症反応というものが起きた時だけに活躍します。炎症反応は通常2~3日程度で治りますので、それ以上の期間湿布を貼り続けてしまうと、逆に治癒を遅らせてしまいます。湿布には炎症反応を抑える消炎効果と鎮痛効果があります。消炎効果には血管の透過性を抑える作用があるため、常時湿布を使用していると、その部分に栄養が行き渡らなくなり、結果的に治癒が遅れていきます。そのため、炎症反応が生じた時に、どうしても痛みが我慢できない場合のみ3日以内の使用をお勧めいたします。
また、温湿布も冷湿布も効果は同じです。これらは温感と冷感なので実際には温度はほとんど変わっておりません。
痛みが出てからのストレッチはリスクが高いです。
筋肉が過剰に反応し、嫌がる行為は「伸長」と「虚血」です。筋肉に血液が十分に行き渡らない状態を虚血と言いますが、この時に筋肉は痛みを出します。つまり筋肉が痛み出した上にさらに伸ばすような行為をすると筋肉には非常に不快な状況になり、悪化に繋がる可能性があります。また、痛む部位と問題部位は異なることが多い為、問題部位とは違う部位を緩めてしまうことで、今回のような状態になる方もいます。
機能性のストレートネックであれば十分改善します。
最近当院に来院される患者様でストレートネックと医者に言われたという方が増えています。確かに最近のスマホやPCの普及によりストレートネックの方は増えていますが、病院でレントゲン上の判断で言われる方も多く、そのような方は大抵ストレートネックでないことが多いです。レントゲン撮影時に顎を引いたり、台に顎を乗せた状態で撮影すると頚部の前弯がなくなりストレートネック傾向になります。そのような方がストレートネックに対するセルフケアを行うと、頚椎の前弯が過剰になり、症状が悪化する可能性もあります。ストレートネックは正式な症状名ではないので、医師も診断しているわけではないので、上記のような場合は気をつけて下さい。