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片頭痛とは 

 
片頭痛の特徴
  
頭痛の中でも片頭痛を訴えて来院される方は非常に多いのですが、実は頭痛患者様の中でも片頭痛はそこまで多い症状ではありません。片頭痛を訴える大抵の方は首や肩の筋肉の過剰な緊張が原因で起こる「緊張性頭痛」なのです。片頭痛は片側だけの頭痛のことではありません。緊張性頭痛でも片側性の頭痛は発症しますし、片頭痛の方でも両側性に症状が発症する方もいらっしゃいます。緊張性の頭痛とは異なり、症状が酷い方は吐き気やめまいを強く感じることで日常生活にも支障がでることもあります。
 
当院では片頭痛に適した整体を提供するため、施術前の問診・検査にて本当に片頭痛なのかを判断します。
 

片頭痛の前兆

 

 片頭痛発症時には前兆として有名な下記の症状を訴える方が多くいらっしゃいます。
 
• 音や光に敏感になる
• 匂い(嗅覚)の異常
• 閃輝暗点(光の点が出現→目の前が真っ暗になる)
 
最近の片頭痛では前兆がないタイプの偏頭痛もわかっておりますので、上記の前兆は参考にしてください。
あくまで片頭痛は問診と検査を基に判断していきます。
 

片頭痛の原因

 

 実は片頭痛の原因は色々と説があり、完全には解明されていません。しかし、頭部の血管が過剰に拡張する際に周囲の神経終末を刺激することで発生するとの説が優説と言われています。
 
急激な血管拡張により生じるため、緊張性頭痛とは異なり、片頭痛の治療はマッサージなどで筋肉をほぐし血液の流れを増大してしまうことで逆に悪化する可能性があります。関節に対しての調整を行うカイロプラクティックが最近の研究では片頭痛に対して有効的であるとの結果がでています。
 

片頭痛に対するカイロ整体

 

 最近の研究では片頭痛に対してのカイロプラクティックが有効的であるとの結果がでています。
 
当院の整体、カイロでは頚部の環境の改善と自律神経への影響から片頭痛へアプローチしていきます。
 
 
片頭痛ー頚部に対するカイロ
 
頚部には脳へ血液を送る頸動脈が存在します。頸動脈は脳へ栄養を送るための重要な血管ですが、脳を保護する重要な機能も持っています。
心臓から出た血液は強い勢いを持ち各臓器に送られていきます。走ったりなど体が活動をすると各臓器で血液がより必要になり、心臓からでる血液は量も強さも増大します。しかしあまりにも強い血流が脳に直接行ってしまうと、脳が危険な状態になります。そのリスク管理を頸動脈が行っているのです。
 
頸動脈には非常に優れた血圧のセンサーがあり、強い血圧が頸動脈にかかった時には心臓に作用し血圧を急低下させることができます。柔道などの絞め技で失神してしまうのもこの作用によって起きています。
 
ここまで強い圧でなくても、首の筋肉が過剰に緊張することで頸動脈のセンサーは圧迫を受け、血圧が上昇したと勘違いをおこします。すると血圧を下げようとして血管は拡張が起きるのです。血管が拡張することで周囲の自由神経終末に触れてしまい片頭痛が発生します。
首や背中の関節を施術することで、頚部の筋肉の無駄な緊張を避け、余計な血圧の変動を防ぐことができます。
そのため、当院のカイロプラクティック整体では片頭痛に対して間接的に施術が行えるのです。
 
 
カイロ整体による自律神経
 
自律神経は脳から出た後に一度背骨の横で節を作り、各臓器・血管をコントロールしています。胸部の関節を施術することで、血管の収縮と拡張を支配する自律神経(副交感神経・交感神経)のバランスを整えていくことで症状の改善をはかります。自律神経には内臓ー体壁反射と体性ー内臓反射という反射機能があります。これは内臓や身体の状態をお互いに影響しあってしまう反射の事です。つまり身体の不具合が生じると内臓や血管の働きは影響を受けてしまうのです。
 
 
緊張性頭痛と片頭痛の混合型頭痛もある?!
 
最近では緊張性頭痛と片頭痛を2つお持ちの複合型頭痛の方もいらっしゃいます。本来発生機序の全く異なる2つの頭痛ですが、生活環境の変化などで増加傾向にあります。この場合、当院では発生時の状況や前兆などを検査し、現在どちらの頭痛が原因なのかを判断し施術内容を変更し対応していきます。片頭痛の方に緊張性頭痛の整体、カイロの施術を行うと悪化の危険もありますが、当院では判断してからの施術ですので安心してご相談ください。