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寝違えとは

寝違えの原因、施術法についてお答え致します。

寝違えとは?

 

寝違えは広く一般的に知られている症状の一つだと思います。しかし、原因や対処法に関してほとんど知られていないのも実情です。
 
当院には「寝違えはカイロプラクティックでよくなりますか?」といった質問を多くいただきますので、ここでは寝違えのメカニズムや施術方法についてのご説明をさせて頂きます。
 
目次
1. 寝違えの原因
2. 関節由来の寝違え
3. 神経由来の寝違え
4. 筋肉由来の寝違え
5. 枕・寝具の選択
6. 寝違いに対するカイロ治療
寝違いの原因
 
実をいうと寝違えの原因は未だに特定できていません。
しかしこれは寝違えが1つの原因によって起きるものと考えるために生じている矛盾ではないかと考えられます。
 
要は寝違えという症状は大きな症状の括りであり、その中には様々な原因があるということです。そのため、寝違えの原因はこれだと断定ができないのだと考えられます。
 
寝違えの状態によって、メカニズムが異なるため、状態を問診や検査で把握したうえで整体を行う必要があります。
 
寝違えの有節な原因としては①関節②神経③筋肉の3つに分類できます。また、筋肉は関節を覆い、神経は筋肉を支配し、関節は神経の出入り口になるため、お互いに密接な関係性があります。そのため、問題は同時に生じていることが通常です。
 

 

関節由来の寝違え

 

寝違えは正式な病名ではありません。病院などでは急性疼痛性頚部拘縮などとよばれることが多いです。
 
医学的な解釈として寝違えは、「頸椎の椎間関節の間にある滑膜組織が椎間関節に挟み込まれて、首の関節運動に制限が生じ、挟み込まれた滑膜組織が刺激をされることで痛みが発生する」と考えられています。
 
関節が可動制限を受けることで、関節自体の痛みの放散が生じるだけでなく、動きの制限されている関節からでる神経の圧迫や筋肉の負担が増大することで痛みが増強します。
 
この状態に対しては、関節の機能性に着目するカイロプラクティック整体は非常に有効です。
 
 

神経由来の寝違え

 

神経は外部からの圧迫により機能性が低下します。神経は感覚と運動を支配していますので、神経の機能が低下することで、痛みや動作のしにくさが生じます。
 
神経は10円玉程度の重さがかかるだけでも機能が低下します。そのため、寝ている時に自重によって圧をうけるだけでも神経に影響が生じます。
 
しかし、その理論だと毎日寝違いを起こしてしまうことになります。
 
そうならないのには理由があります。神経に接触する組織としては、筋肉や脂肪、関節などがあります。通常は脂肪や筋肉によってスペースが確保されており、圧がかかっても関節もたわむことにより、簡単に圧迫を受けることはありません。
 
しかし、寝る時の姿勢や筋肉の過剰な緊張による膨張・硬化、関節の可動性が低下していると、神経の通るスペースは潰され、神経は圧迫をされます。
 
脂肪の少ない女性や細身の方は元々スペースも少ない為、神経の圧迫を受けやすい状態にあります。胸郭出口症候群といった神経圧迫による症状も女性に多発するのはこの理由です。
 
神経の通り道を塞がないためには、筋肉を過剰な緊張状態にさせない、関節の可動域を保つことで防ぐことが可能です。また、枕の高さなど寝具の影響もありますので、そこのチェックも必要です。
 
 

筋肉由来の寝違え

 

筋肉の問題は基本的には外傷などをを除くと単体で生じることは少ないです。
関節の制限が存在するために筋肉の負担が増大する、もしくは神経の機能低下が生じていることで筋肉が過剰に緊張することで寝違えは生じます。
 
そのため、筋肉が過剰に緊張している原因を取り除いたうえで、筋肉の緊張を調整することが必要です。寝違えでは主に頚部や頚部から肩甲骨、また肩甲骨から腕に付着する筋肉に異常が生じている可能性が高いです。
 
寝違えの時にマッサージで筋肉の緊張だけを無理に取るような行為をすると痛みも強く、原因を叩けていないため、症状の根本的な解決は難しいです。それよりも温めることの方が応急処置としては適切です。 
 

枕・寝具の選択

 

 寝違えの時に同時に話題に上がるのが、枕及び寝具の事だと思われます。寝具は個人差がありますので、一概にこの製品がいいとは言えません。しかし、就寝時の姿勢の基本を捉えていると選択される時の参考になるとおもいますのでご説明いたします。
 
まず枕や寝具の基本は
 「楽な姿勢で直立した状態を寝ている時に再現できる状態」が睡眠時に最適な姿勢です。そのため、どんなに枕が最高の状態でも、身体が適切な可動域を持っていないと、身体には負担がかかります。枕や寝具を選ばれるときは身体が適切な状態で選ぶようにしてください。当院では初めての施術時ではなく、身体が安定したメンテナンスに入ってからの寝具の変更をお勧めしております。
 
実際に枕の高さの参考
仰向けの時には首を支える部分は2~6㎝程度
頭を支える部分は1~4㎝程度
横向きに寝る時には仰向けよりも肩の高さがある分、その分の高さの補助が必要
 
そのため枕は高さが均一の物よりも部位によって高さが異なるタイプの方がお勧めです。 

 

 
マットレスなどの寝具に関しても枕と同じことが言えます。
「楽な姿勢で直立した状態を寝ている時に再現できる状態」が睡眠時に最適な姿勢です。そのため、あまり沈み込むようなテンピュールなどの低反発素材はお勧めではありません。特に慢性的に腰の痛みをお持ちの方や慢性的な肩こりの方は、ほとんどの場合、低反発素材の寝具はやめられたほうがいいと思われます。骨盤や背中が沈み込みすぎることで腰や首への負担が高くなります。
 
 
この時に「低反発でないと身体がつらい」といわれる方がおります。これは、枕のところでも説明したように、身体が適切に可動ができていないため、一ヶ所のみに圧がかかり辛さを感じるのです。通常、適切な可動域を持つ背中は柔軟性が高いため、一ヶ所に圧がかかることはありません。もしかかっていたとしても、通常は寝返りを打つことで解消されます。そのため、寝具選びの前に、まずご自身の身体のチェックからされることをお勧めしております。
 
 
下記に当てはまる方は寝具の見直しをしてみてはいかがでしょうか。
慢性的に腰が重い
朝起きる時に腰の痛みを感じる
腰を反っているような姿勢
 

 

寝違えのカイロ整体

 

 通常就寝時は身体と脳を休めるタイミングですので、身体や環境に異常がなければ、起床時に症状が発生することは考えられません。しかし、上記でも述べた様に関節の正しい可動域が取れないことで症状が発生してしまいます。
 
基本的には骨盤の傾きと背中の可動性が問題になります。寝違えで一番痛みを感じる首にはそこまで異常がないことが多いです。当院では寝違えで来院された方だけでなく、普段から寝違えを起こしやすい方に対しても施術を行います。
 
寝違えは症状を呈している時は少し動くだけでも痛みが強く、検査や施術が通常どおりできないことがありますので、日々のメンテナンスでの処置をお勧め致します。
 
 

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