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2月コラム 「インフルエンザと免疫」

まだまだ寒い日が続きますね。2月は気温も低いことから病気や怪我の件数が多い月です。
今年はインフルエンザだけではなく、新型のコロナウイルスが中国で大問題になっていますね。ここではインフルエンザと免疫に関しての説明をしていきます。
 
カイロプラクティックと免疫が関係あるの?と思われるかもしれませんが、意外な関連性があるのです。

インフルエンザと免疫

インフルエンザとは?

インフルエンザウイルスの感染によって起きる病気で、A型・B型・C型に分類されます。
A型は、抗原が小さく変化しながら毎年世界中の人の間で流行していて、季節性インフルエンザとも呼ばれます。
 
インフルエンザの主な感染経路は咳やくしゃみの飛沫感染です。そのため、飛沫を浴びないようにすればインフルエンザに感染する機会は減少します。しかし、感染者であってに全く症状のない方も少なくないので、手洗いやマスクなどで感染を防ぐだけでは十分ではありません。
そのほかの対策としては、
・湿度の保持
・体温の保持
・栄養の摂取
上記の対策も必要になります。この中でも体温の保持がカイロプラクティックとの関係性が高いため、今回はこの体温の保持に関してご説明していきます。

カイロと免疫

カイロプラクティックでは全身の関節の調整を行います。その中でも骨盤を含めて背骨の調整が非常に重要になります。背骨は全部で24個ありますが、その半分を閉めるのが胸椎と言われる背中の関節があります。
背中の関節には自律神経の説が存在しています。自律神経には内臓の機能を支配するだけではなく、血管や汗腺も支配することで、免疫機能にも関与します。
 
また、肩甲骨の間には褐色脂肪細胞と呼ばれる細胞があります。褐色脂肪細胞は自律神経の交感神経から分泌されるノルアドレナリンによって脂肪を燃焼し熱エネルギーを産生します。この熱エネルギーは筋肉の何十倍もの熱を産生します。
 
褐色脂肪細胞の分解によって得られた熱エネルギーは体温の調整に利用されます。体温が上がることで免疫力が向上し、ウイルスの増殖を防ぐ事ができます。
 
ストレスや力学的な問題で自律神経のバランスが崩れている方は、カイロプラクティックの施術により免疫が向上する可能性があります。

褐色脂肪細胞とは?

皆さんが脂肪をイメージすると「白」をイメージされるのではないでしょうか。その白色の脂肪は内臓脂肪や皮下脂肪の白色脂肪細胞で、近年の研究で脂肪細胞は3種類に分類されています。残りの二つが「褐色脂肪細胞」と「ベージュ脂肪細胞」です。
 
褐色脂肪細胞は冬眠する動物や人間の赤ちゃんの体内に多く存在しており、ミトコンドリアを多く含む事で褐色に見えます。
ミトコンドリアは熱を産生する細胞のため、褐色脂肪細胞は白色脂肪細胞とは異なり、熱を産生します。体温の低下が起きる冬眠する動物や、体温の調整がまだうまくできない新生児は体重の数%も褐色脂肪細胞が占めるのです。
 
しかし、成長するにつれて体温調整機能が発達するため、反対に褐色脂肪細胞は減少していきます。近年の研究では、減少率に男女差がある事が判明し、特に40代以降の男性はほとんどなくなってしまいます。

ベージュ脂肪細胞とは?

褐色脂肪細胞にそっくりな細胞が2012年の研究で発見され、起源などをたどると白色脂肪細胞に近い存在だと言う事が判明しました。この発見された細胞を「ベージュ脂肪細胞」と読んでいます。褐色脂肪細胞は緊急事態でなければ活性化しにくいのですが、ベージュ脂肪細胞は体温より少し低い30度前後の冷気によって活性化する事がわかっています。
また、運動によりホルモンのイリシンが分泌される事で、白色脂肪細胞がベージュ脂肪細胞に変化する事も判明しました。
 

インフルエンザと体温

うがいは逆効果?!

 日本では風邪・インフルエンザ対策にうがい、手洗いが常識になっていますが、うがいの文化は世界的に見ても珍しい文化なのです。

 
京都大学の研究では、うがいは予防に逆効果の可能性があるとの研究もでています。特にうがい薬でうがいをする事で、口腔内に存在する良い働きをする常在菌をも殺菌してしまう事で、ウイルスへの対抗力が低下してしまうとの考察があります。
 
研究では、うがいよりも水分を摂取することを推奨しています。
 
ウイルスが体内に侵入するためには、粘膜に付着してから20〜40分程度かかります。この間にうがいで洗い流せれば問題はないのですが、仕事をしている最中に頻繁にうがいをする事は現実的ではありません。
 
それに対して、水分補給であれば30分間隔で一口含む程度であればそこまで難しい条件ではないと思われます。
 
口やのどの粘膜に付着したウイルスをそのまま胃に流しこむ事で、強力な酸性度をもつ胃酸によってウイルスを死滅させる事が可能です。また、喉の粘膜を乾燥から保護する役割もありますので、定期的な水分補給は非常に重要です。

うがいは良くない

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